倉庫運営マネジメント!輸入商品の配送基地となったら?

物流の合理化への貢献

倉庫運営において荷主の要請で輸入商品の配送基地業務の要請がきた場合、この業務を辞退すれば古くからの荷主を失うことは避けられないでしょう。そのため、引き受けることになります。港湾倉庫の本来の業務を逸脱しますが、荷主の求める物流合理化への貢献と考えておきましょう。また、荷主との間で新たな協力関係の構築が必要であり、輸入基地として提供するサービスの内容を明確に定義することが大事ですよ。コスト削減を狙う荷主の物流合理化を支援し、支援に見合う利益を確保しましょう。

保管・ピッキングの作業員

引き受けた貨物が本体で100kgを超える場合、専用の棚に保管すれば管理は容易になるでしょう。工業部品のように点数が多くなるものはピッキングは難しい作業となります。バーコードを導入してもすべての部品に貼るのは困難で保管する棚や箱に設置する程度です。輸入された部品を保管場所に納める補充作業やピッキングでのミスを根絶することはできず作業員の習熟度が作業品質を左右するので、選任の作業員を配置するのが最善の策でしょう。

対策案のいい点・悪い点

倉庫内のスペースを捻出できるかを確認できたら、問題は本体と部品を出庫する作業手順ということになるでしょう。特に補修用部品のピッキングが重要となります。捻出したスペースに見合う保管料を通年で課徴できるのはメリットであり、元々粗利率の高い保管料を不稼動期間なく課徴するので港湾倉庫の採算に寄与します。保管料のほかにデバンなどもあります。また、荷主の商売に深く入り込んだ業務を引き受けるので友好関係が深まり受託貨物を拡大する期待も持てるでしょう。一方、深く入り込むことで荷主の都合に合わせた現場作業が避けられないということを頭に入れておきましょう。

物流とは物の流れであり、多くの場合荷物の遣り取りを指します。荷物にはハガキや手紙などの郵便物から購入物や贈答品などがあります。