プライバシー情報を利用する悪徳商法と、その年間被害額!

被害額が一番大きいのは?

プライバシー情報の保護という議論をするためには、まず、どのような犯罪があって、どのくらいの被害額なのかという全体像を把握する必要があるのではないでしょうか?そこで、最近1年間の悪質商法による被害額を、以下にまとめておくことにしましょう。まず、一番被害額が大きいのが「利殖勧誘事犯」で、475億円の被害額です。これは、投資勧誘等を装って金を集める悪徳商法です。二番目に被害額が大きいのが、オレオレ詐欺で、174億円の被害額となっています。

金融商品等取引名目詐欺とは?

つまり、オレオレ詐欺はマスコミ等でよく報道されていますが、実はその4倍の被害額となっているのが、投資勧誘による被害だということになります。そして、点検商法・送り付け商法・マルチ商法などの「特定商取引等事犯」の被害額が、36億円という内訳になっています。ですから、やはりオレオレ詐欺の被害額は、相対的に大きいと言うことができます。また、第一位の「利殖勧誘事犯」のうち、「金融商品等取引名目詐欺」の被害額は、125億円です。

一件当たりの被害額は?

これは、社債・未公開株・ファンドなどの販売に関する詐欺で、金融商品取引法違反にあたるものです。そして、「オレオレ詐欺」と、この「金融商品等取引名目詐欺」を、一件当たりの被害額で比較してみますと、前者は約300万円、後者は約1,000万円となっています。つまり、「金融商品等取引名目詐欺」の一件当たりの被害額は、「オレオレ詐欺」の約三倍となっています。このような悪質商法による被害額の全体像を把握して、プライバシー情報保護の議論を深めていくべきなのではないでしょうか?

機密文書とは、企業や国などが作成した文書の中で、外部に漏れてはいけない秘密が記されている文書のことをいいます。